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観葉観光観歓感

父君と母君が偽物の観葉植物を持っていらっしゃった。
部屋に緑があると、
結構イメージが変わるものだと少し驚きです。
新しく来たソファに二人並んで座り、少し談笑。
部屋自体はもう幾度か見ているので、特に感慨はない様子。
空腹の訴えを受けいれ、食事へ。
滞在時間はものの5分。

サントリーミュージアムの上にあるレストランへ。
大阪港の地域性をようやく理解したようで、
輝く観覧車に感嘆。
イルミネーションの海遊館に詠嘆。
はしゃぎときめく父と母。
今度チケットでもプレゼントしよう。

食事をしながら、仕事についての話もチラホラ。
いまいちボクの携わる「デザイン」という仕事が
わからない様子だ。
いまだに芸術家と間違えて認識してる人いるし、
絵を描く事がイコールになっている人もいる。
麦酒の件でさらに誤解を招いた部分もある。
説明しだすと難しくなってくるし、
もしかしたら、ボク自体
あんまりよくわかってないのかもしれない。
まぁ、そんなこんなをとりとめもなく話した。
たまには外に連れ出すのも、親孝行かもしれないな。

変わって今日はいい天気。
久しぶりにお昼まで寝たら、遠くの港大橋がキレイ。
海を見にぶらり散歩に出かけると
飛行船が飛んでいた。
寒い中、釣りをしているおじさん方がチラホラ。
カップルや家族の笑顔と嬌声、
わかりやすい幸福の形態が散見される。
観光地で見る光とは、浮かべる笑顔のことではないか。
独りぶらぶら歩いているのが少々面映ゆい。
おだやかな日差しがあたたかく、海が広い。
それでも風は、強く冷たい。
落ちてくる枯れ葉に、
灰色の猫が手を伸ばしていた。

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