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ひとりサマータイム

ただいまひとりサマータイムを実施中。
先々週からの2週間で8勝2敗。
まだちょっと身体が馴染んでいない感じで、
夜はすとんと眠りに落ちる。
床に入って読む本は、遅々として進まず。

いつもより、早く家を出ると
ほんの少しだが、街の空気が違う。
気温は心地良いし、道も比較的空いている。
電車に乗っても、せわしない感じがなくてよい。
これで、仕事を切り上げるのも1時間早ければ言うことなしだが、
そこはなかなかむずかしいところ。
まずは朝の余裕を楽しむところに重点を置こうと思っている次第。

小学生の4年生だったか、5年生だったかの頃、
夏休みに早朝サイクリングを実施していたことがある。(もう書いているかもしれない)
朝の5時頃起きて、軽く朝食を摂り、一枚上着を羽織って、
廃品回収されたピンクの自転車(自転車整理の仕事をしていた祖父がくれた)に乗り
いくつかのルートを選んでペダルを漕ぎ出す。
どのルートをたどっても、最後は近所にある長い坂へ向かい、
普段はあまりスピードを出せない坂道を、ノーブレーキで下るのだ。
今思うと危険でしょうがないが、とにかく気持ち良かった。

6時頃には帰ってきて、後は宿題を済ませたり
マンガを読んだり描いたりしていたように思う。
母親に怪訝な顔もされたが、夜中ではないので不審には思わなかったようだ。

夏の猟奇的な暑さをはらんだ、早朝の涼しい空気は気持ち良く、
蝉もまだ鳴き始めていない、車もあまり走っていない、少し静かな世界。
知り合いがまだ寝ているだろう時間に、自由に動き周る優越感。
現場作業のおにいさんと並んで、コンビニでマンガを立ち読みするちょっとした背伸びなど
ちょっとした別世界を覗き込んでいるようで、楽しかった。

今はそこまで、別世界感覚はないけれど、
余裕のある朝は、ちょっと不思議な感覚だ。
冬には布団からはなれることさえ、苦行に思われる状態なので、
今だけでも、と、しばらく朝の空気を楽しんで見ようと思う。

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